バイアグラを紹介

バイアグラ(先発薬)
バイアグラは成人男性では知らない人がいないほど、ED治療薬の代名詞となっています。
誕生して20年以上たっても未だに人気が高い理由は、その効果の高さです。
後に続々と登場したED治療薬の中でも、もっとも強い勃起力を得られるのがバイアグラだと言われ、多くのファンに使用され続けています。
バイアグラの特徴
バイアグラは最初に誕生したED治療薬です。アメリカの大手製薬メーカーの「ファイザー」が開発を進めていた狭心症の治療薬の試験中に、副効果として勃起の維持が発見されたことで開発されました。
服用することで、男性特有の悩みであるEDや中折れといった勃起の維持ができない症状を改善できます。
錠剤は青色のひし形が特徴です。バイアグラは50㎎と100㎎の用量があります。
バイアグラの効果・効能
バイアグラに含まれる成分シルデナフィルはPDE-5阻害剤と呼ばれる種類の薬です。
勃起が起こるために必要な物質のcGMP(環状グアノシンーリン酸)はPDE-5という酵素により分解されます。
cGMPはペニスの海綿体の筋肉や毛細血管を緩め、血流量を増加させ勃起を維持する働きがあります。PDE-5は血管を収縮させる働きがあり血流量を下げる働きをします。
つまりPDE-5の酵素が働くことで勃起が起こらなくなり、中折れやEDの症状になってしまいます。
シルデナフィルはこのPDE-5の働きを阻害することで、勃起をさせやすくします。
バイアグラは1回で50~100㎎服用すると、30分ほどで効果が現れ、1時間で効果のピークを迎えます。その後徐々に代謝され、4~6時間ほど効果が続きます。
バイアグラはED治療薬の中では最も強い勃起力があります。そのため現在でも人気のED治療薬として知られています。
バイアグラの副作用
バイアグラも医薬品ですので、当然副作用が現れます。
バイアグラを服用することで現れる副作用には、以下のものがあります。
- 血管拡張による血圧低下
- 目の充血
- 頭痛
- 顔のほてり
- 動悸
- 鼻づまり
血管拡張作用により起こる副作用なので、ペニスへの血流量が増えれば症状が治まります。 副作用が続くようであれば、服用を辞め医師に相談してください。
まれに起こる重篤な副作用には以下のものがあります。
- 非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)
- 持続性勃起症(プリアアピズム)
バイアグラの注意点
バイアグラの成分であるシルデナフィルは食事の影響を受ける特徴があります。特に脂分の多い食事では胃壁から成分が吸収されにくく、効果が現れにくくなります。
そのため、バイアグラは空腹時の服用が推奨されています。服用後30~40分後であれば食事をとっても問題ありません。空腹時であれば服用して30分ほどで薬の成分は吸収された後なので、好きなものを食べても大丈夫です。
アルコールは適量であれば問題ありませんが、飲み過ぎてしまうと血管拡張作用により酔いが早く回る恐れがあります。
体質や疾患によりバイアグラの服用ができない方もいます。
- 心血管系障害のため、性行為に危険が伴う方
- 重度の肝機能障害がある方
- 高血圧、低血圧の方
- 脳梗塞や心筋梗塞を半年以内に患った方
バイアグラとの併用ができない薬は以下のものです。
- 硝酸剤・NO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミルなど)
- アミオダロン塩酸塩
- sGC刺激剤
- 降圧剤
併用すると降圧作用が強まる急激な低血圧症やQT延長作用(不整脈や低カリウム・マグネシウム血症)になる可能性があります。
グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分は薬の代謝を遅らせる働きをするため、バイアグラと併用すると副作用が長く続いたり、強く出てしまう場合がありますのでご注意ください。
まとめ
バイアグラは現在EDの治療を行う多くの病院やクリニックで処方されています。 通院することですぐに手に入れることができますが、先発薬のバイアグラ1錠の価格の相場は1300~1500円程です。
現在バイアグラには多くのジェネリックが誕生しており、バイアグラジェネリックの代表ともいえるカマグラなどは知名度も高く世界的にも多く使用れています。 効果も同じく価格も1/3以下となり、カットして使用できるため、非常にお得といえます。
バイアグラは十分素晴らしい効果が得られる薬ですが、何度も使用するのであればなるべく価格は抑えたいものです。 国内では処方のみで購入ができない薬でも、個人輸入で海外の通販サイトを利用すれば購入ができます。